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婦人科診療

月経の異常

月経周期の異常

月経周期とは25日以上38日以内にあれば正常の範囲内です。よって毎回きちんと28日や30日型などで来る必要はありません。前月は28日目にあり、今月は遅れて36日型になったというような場合は正常の範囲内です。ただ、いつも40~50日型である、または20日ごとに月経があるというような場合は問題です。月経周期が50日以上の希発月経の約30%、月経周期が20日以内の頻発月経の約60%は排卵が起こっていない月経であると言われています。
さらに月経が90日以上来ない場合を無月経と言います。
月経不順でも90日以上月経が無い場合は、その原因を調べて治療が必要となります。このような無月経の多くは排卵が起こらないでホルモンの機能が低下、あるいはほとんど停止していることが多いからです。

月経量の異常

月経量が異常に多い状態を過多月経と言います。鉄欠乏性貧血があり、その原因が月経によると判断できれば、過多月経と診断できます。
また、月経量が極端に少ない状態を過短月経と言います。女性ホルモンの分泌量が少ないため子宮内膜が厚くならない、あるいは子宮の発育不全などが原因である場合もあります。

月経前症候群(PMS)と月経前不快気分障害(PMDD)

月経の3~10日前にイライラ、怒りっぽい、抑うつ状態や乳房痛、頭痛、浮腫などがあり、月経が始まると軽快します。特に症状が強く出て、日常生活に支障を来たすものを月経前不快気分障害(PMDD)といいます。

不正出血

周期的な月経以外に、性器から不規則な出血がある場合を不正出血と言い、特に訴えの多い症状の一つです。
多くは内分泌系の障害によって起こり、これを機能的出血と呼びます。しばしばホルモン治療が必要となります。また、子宮や膣に腫瘍や炎症などの原因があって出血する場合もあり、これを器質的出血と呼びます。
原因を特定し治療をしていきます。

子宮筋腫

平滑筋からなる良性の腫瘍が子宮にできたものを「子宮筋腫」と言います。
高頻度に認められる腫瘍であり、過多月経、過長月経、月経困難症、腹痛などを生じることがある一方で、無症状のため気が付かず、健康診断などで偶然指摘されることもあります。
貧血や痛みを起こさないタイプのものは、定期的に経過観察いたします。

卵巣嚢腫

卵巣嚢腫は、卵巣にできる腫瘍の一種であり、卵巣に液体や半固形の物質が満たされた嚢(袋状の腫瘤)の形成を特徴とします。一般的には良性であり、がんではありませんが、時には悪性の場合もあります。卵巣嚢腫は、卵巣の機能や健康に影響を与えることがあり、症状を引き起こすこともあります。
卵巣嚢腫の症状は、腹部の膨らみや腫れ、腹痛、下腹部不快感、排尿困難、性交時の痛み、月経異常、吐き気や嘔吐などが含まれます。一部の卵巣嚢腫は無症状であり、偶然に診断されることもあります。
卵巣嚢腫の診断は、主に超音波検査やCTスキャン、MRIなどの画像検査を用いて行われます。また、腫瘍の性質を判定するために、腫瘍組織の生検が必要な場合もあります。
治療は、卵巣嚢腫の種類や大きさ、症状などに応じて選択されます。小さな無症状の卵巣嚢腫については経過観察が行われることもありますが、大きな腫瘍や症状のある場合には、手術による腫瘍の摘出(卵巣嚢腫の取り出し)が行われることがあります。手術の方法は、腫瘍の性質や患者の年齢、健康状態などによって決定されます。

卵巣嚢腫に対する予防方法は特にありませんが、定期的な婦人科検診を受けることで早期に発見することができ、適切な治療を受けることができます。また、卵巣嚢腫を持っている家族歴がある場合には、定期的な検査を受けることを検討することも重要です。

子宮内膜症

卵巣嚢腫は、卵巣にできる腫瘍の一種であり、卵巣に液体や半固形の物質が満たされた嚢(袋状の腫瘤)の形成を特徴とします。一般的には良性であり、がんではありませんが、時には悪性の場合もあります。卵巣嚢腫は、卵巣の機能や健康に影響を与えることがあり、症状を引き起こすこともあります。
卵巣嚢腫の症状は、腹部の膨らみや腫れ、腹痛、下腹部不快感、排尿困難、性交時の痛み、月経異常、吐き気や嘔吐などが含まれます。一部の卵巣嚢腫は無症状であり、偶然に診断されることもあります。
卵巣嚢腫の診断は、主に超音波検査やCTスキャン、MRIなどの画像検査を用いて行われます。また、腫瘍の性質を判定するために、腫瘍組織の生検が必要な場合もあります。

更年期障害

閉経の前後5年の計10年間を、一般的には「更年期」と呼び、この時期は様々な不快な症状が出現することがあります。
例えば、突然体が熱くなる、疲れやすい、首や肩の凝りがひどい、モヤモヤ・イライラして気が晴れない、などです。

症状が辛い方は「更年期障害」として治療の対象になります。

更年期障害の主な原因は卵巣機能の低下ですが、更に加齢に伴う身体的変化や精神・心理的な要素や、社会的な環境変化などの要因が複合して症状が出現すると考えられています。
その一方、更年期障害だと思っていたら実は他の疾患による症状であった、という場合もあり、注意が必要です。

治療法
1.ホルモン補充療法(HRT)
女性ホルモンを摂取する方法で、即効性が期待できます。内服や貼り薬、塗り薬などがあり、ご自分に合った方法を相談しつつ決めていきます。

2.漢方療法
HRTができない方(乳がんの既往など)や、HRTを希望されない方は漢方療法を行います。
つらい症状をお聞きし、診察をした上でその方に合った薬を処方いたします。

3.プラセンタ療法
胎盤(プラセンタ)の抽出物を注射する方法です。
プラセンタを定期的に注射することで、更年期障害に効果が出ると言われています。
投与する頻度などは診察で決めていきます。

子宮脱・膀胱脱

子宮や膀胱が下がってきて膣の外に出てくることを子宮脱・膀胱脱と言います。通常は長時間立ちっぱなしだった後、長時間歩いた後や排便時にいきんだ時などに症状が著明になりますし、頻尿や尿漏れなどのトラブルの元にもなります。通常ペッサリーという、白色で硬いゴム状のものを膣内に挿入して子宮が外に出てくるのを防ぐ治療を行います。

子宮頚管ポリープ

子宮頸部の組織が増殖して子宮頸部よりキノコのように垂れ下がったものを「子宮頚管ポリープ」と言います。
ほとんどが良性ではありますが、悪性である可能性もわずかながらあるため、切除後には病理検査をします。
なお、「子宮内膜ポリープの切除」は対応しておりません。

ワクチン接種

当院では以下の3種の予防接種を行っています。

子宮がん検診

当クリニックは、武蔵野市の子宮がん検診の指定医療機関になっています。
また、自費での子宮がん検診も対応しています。

子宮がん検診には、子宮の入り口を検査する「子宮頸がん検診」と、子宮の奥を検査する「子宮体がん検診」の2種類があります

1)子宮頸がん検診は、子宮入り口の表面から細胞を直視下でこすりとり、検査機関にて顕微鏡で調べる検査です。検査で少量出血することもありますが、特に問題が生じることはありません。痛みも伴わない場合がほとんどです。

子宮頸がん発生には、ほとんどのケースで性行為により感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が関与しています。よって、高齢になるほど多くなる他のがんとは異なり、若い世代での発生率が高いことが特徴です。
また検診は非常に有効で、早期発見された場合は進行がんを防ぎ死亡を減らす効果が証明されています。
そのため、子宮頸がん検診はぜひ皆さまに受けていただきたい検査です。

2)子宮体がん検診は、子宮の奥から検査器具を用いて内膜細胞を採取し、検査機関にて顕微鏡で調べる検査です。頸がん検診とは違って直視して細胞を採取するわけではないため、結果が異常なしでも完全に体がんを否定できるものではありません。よって不正出血が継続するようでしたら、更に精査することが必要となります。
また、体がん検査は侵襲的な検査なため、痛みを伴うこともあり、気分が悪くなる場合や、細菌感染してしまう可能性がまれにあります。
感染予防のため、検診当日は検査後の入浴(湯船につかる)は控え、シャワーのみにしていただきます。

子宮体がん検診は不正出血症状や超音波検査で異常があった場合に受診することが重要です。また、検査結果が判明するまでに時間がかかりますので、不正出血などの症状が強く短期間で結果を知りたい場合は、保険診療での体がん検査をおすすめすることがあります。

婦人科自費診療

月経移動について

楽しみにしていた旅行やイベントに生理がぶつかってしまい、残念な思いをしたことはありませんか?
そんな時の対策が月経移動です。
生理になって欲しくない日の約1ヶ月前に来院下さい。
ホルモン薬を使って生理を早めたり遅らせたりして、次に来る生理を移動させます。費用は自費になります。

緊急避妊について

望まない妊娠を避けるためにできること!
性交渉72時間以内でしたら、ホルモン薬内服により高い確率で妊娠を避けることができます。

避妊用ピル

避妊は女性のライフコントロールのために必要なことです。
継続的に避妊を希望される場合に有効です。
ご希望に添って、一層性もしくは三層性のピルを処方します。
ジェネリック対応もいたします。
当クリニックでは、より安全にピルを内服いただくために、定期的に検査をしています。
また、ミレーナ(避妊リング)の対応もしています。

受診にあたって

  • 初診、および月初めの受診の際は、必ず健康保険証(コピー不可)をお持ちください。
  • 就・転職などにより、ご加入なさっている健康保険が変わった際は、新しい健康保険証を受付にご提示ください。
  • 住所や電話番号など、健康保険証の内容に変更が入った場合は、必ず受付にお知らせください。
  • 受給者証(老人・身障医療等)をお持ちの方は、健康保険証と一緒にお出しください。
  • 再診以降、診察券は受診の都度、ご持参ください。
  • 他の医療機関で薬を処方されている場合は、お薬手帳かその薬自体をご持参ください。
  • 妊娠中、および妊娠の可能性がある方は、必ずお申し出ください。
  • 高熱やひどい下痢、嘔吐などの強い症状がある場合は、その旨を受付にお申し出ください
  • いつ頃から、どんな症状が現れているのか、また既往歴(今までにかかった病気)についてもお教えいただくと、診察がスムーズに進みます
  • 当クリニックは、個人情報の取り扱いには、スタッフ一同、細心の注意を払っております。

医院名

みたか北口ゆきレディスクリニック

診療科目

婦人科

住所

〒180-0006
東京都武蔵野市中町1-17-2
ステラ武蔵野3階

TEL

0422-56-7177

最寄駅

三鷹駅北口より徒歩2分

診療時間

日祝
9:30~13:00
15:00~18:30

★・・・14:30~17:30
休診日:火曜、土曜午後・日曜祝日